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池袋 東池袋栄町通り

先週の金曜日、久しぶり(?)に池袋の新規開拓。

池袋東口からサンシャイン60通りとグリーン大通りの間の空間は、華やかというかギラギラというか・・・映画館、パチンコホール、チェーン系飲み屋、風俗店などのネオンが輝き、居酒屋やカラオケボックスのチケットを配るおにいちゃんやおねぇちゃん、キャバクラや風俗系のお店の勧誘をするおにいちゃん、20代前半の若者が居酒屋で一気飲みでもしたのだろうか、酔いつぶれて道端に転がっていたり、その介抱で回りに数人の若者がしゃがんでいたり、次は何処へ行こうか話しているのがいたり、はたまた酔っ払った男性が近くのラブホテルに連れ込もうと一緒に飲んでいた女性を口説いていたり・・・まさしく酒池肉林、魑魅魍魎、阿鼻叫喚の世界。食欲、性欲・・・すべての欲望が渦巻いている空間。

そんな中に、「人生横丁」、「東池袋栄町通り」、「美久仁小路」がある。
昭和30年代にタイムスリップしたような雰囲気。
戦前、終戦直後、昭和30年代には、かなり危ない路地だったんだろうなぁ・・・。

平成の今は、レトロの雰囲気だけが残り、かつての危ない路地の雰囲気はない。
そこには、「ホッピー」と書いてある赤提灯あり、小料理屋あり、おでんやあり、焼き鳥や
あり・・・・お店はいずれも10にも入れば満席となる。
昔ながらのおばちゃんのいるお店もあれば、前の所有者から借りて改装して小洒落たお店に
なっているのもある。

チェーン系の居酒屋が全盛のご時勢だが、ここの路地のお店も賑やかな給料日後の金曜日である。
外からお店のカウンター越しに美味しそうにお店の女将、大将と楽しそうに飲んでいる年配の
ゲイジツカ、20代の男性グループ・・・がみえる。
客は皆楽しそうである。

8時過ぎに、パートナーと各通りのお店を物色するが、どのお店も満席。

まいったぁ・・・・・
今日は焼き鳥が食べたいのだが・・・・

一軒焼き鳥やで、カウンター席が2つ空いていそうなお店があったが、まだ、物色の始めだったのでチェックだけして通り過ぎた。でも、どのお店も満席と分かり、戻ってみると・・・・・
遅かりし由良介・・・・満席。

パートナーが、ふと、「栄町通り」のさらに路地奥のお店に足を止める。
路地を入り、玄関が開いているので中をのぞく。

L字のカウンター10席で、カウンター客の荷物置きとなっている角の席が二つ空いている。

とりあえず、この割烹店に入る。

生ビールを注文。
ヒラメお造り、ノレソレ、枝豆、ピータン豆腐、天ぷらの盛り合わせ。
お酒は、越後杜氏の本醸造、端麗純米各2合づつと本醸造をもう1合。

この次に焼き鳥やに行こうと思っていたので、抑え目に注文。
料理は意外としっかりしているが、お値段も意外としっかりしている。
お酒は、お値打ち。

お酒を飲みながら、軽く肴をつまむには良いお店。

11時前にお店を出て、さっきの焼き鳥やに行ってみる。
すると、看板の電気が落ちている。
なんと、10時半で看板。

残念でした。

いつもの例でバーを探しに、今度は豊島区役所付近を徘徊。
「Allabout」に載っていたお店があったのだが、お店の名前が思い出せない。
歩いていたら思い出すかもしれないと思って歩き回っていたが、思い出せない。
どこかバーに入って1杯飲みながら聞いてみようかと、バーに入ってお店の人と話してみたが、結局参考とはならず。

すっかり疲れて、結局西口へ回り、ライムストーンウォータへ。
珍しく赤ワイン(コンチャ・イ・トロ)がカウンターに出ていたので、グラスで飲む。

その夜は、パートナーもジントニック。
お互い一杯でお店を失礼する。

何となく不完全燃焼な新規開拓の夜でした。
by oyajinokaori | 2006-05-29 23:22 | 行ったことのあるお店